会長挨拶

>>  友情深し 長良高校  同窓会会長 澤田 栄(30期生)

現在の写真/高校在学中の写真 同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご清祥の事とお慶び申し上げます。会長として8年目を迎え、これまでの皆さまのご支援に心から感謝申し上げます。諸先輩が築かれました伝統と歴史、その責務の重さを日々感じております。

 明治37年、岐阜商業学校の開校を礎に、長良高校は昭和24年に創立、普通課程校としての節目となる昭和28年に新しい校歌を制定しました。当時の伊藤喜一校長は音響設備の無い中、1200名の生徒を前に「幸か不幸か長良高校には歴史がない。その歴史を創るのは諸君である。開拓者の気魄で、勉学とスポーツにあたれ。礼儀正しくあれ。」と訓示しました。開拓者魂は「われらはたてり、更に進まん」の歌詞に込められています。本年、長良高は創立74年を迎え、3万人を超える大きな同窓会となっています。

 令和5年6月18日、42期生の企画設営のもと「長良高校同窓会総会」を開催しました。昨年の「講演会・茶話会+コンサート」に続き、今年は4期生から67期生まで360人が集い、4年ぶりとなる「懇親会」を開催することもでき、感慨無量でした。

 武田実行委員長(42期)が掲げたテーマは「開拓者の気魄で、コロナ後の社会に向かえ~ LOVE&PEACE」。昨年の「長良祭(文化祭)」の映像を皮切りに、30年前にタイムスリップしたような恩師紹介から、野田恵子さんの歌唱、岐阜城盛りあげ隊等々、企画満載。フィナーレは現役吹奏楽部の映像と42期精鋭メンバーがコラボし、応援エールと校歌を奏でてくれました。長良高校で培った友情をベースに、親交を温めることができ、心から感謝申し上げます。

 日々、学校現場で積み上げられる創立からの歴史。私たちはいずれ社会に巣立つ後輩たちを温かく見守り、「現役生のために今、何ができるか」を常に考え活動することで、長良高生としての誇りを育てていきます。同窓会での出逢いがそれぞれの人生の彩りとなること、そして世代を超えて絆をつなぐことで、今後も「幸せの総量の多い同窓会」を目指していきます。母校の発展と同窓生各位の益々のご活躍、ご多幸を心から祈念申し上げます。

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